米Microsoft、テキストから動画生成する無料サービス「Bing Video Creator」

米Microsoftは現地時間6月2日、テキストを入力するだけでAIが動画を自動生成する「Bing Video Creator」を発表した。「Bing」モバイルから無料で利用でき、今後はデスクトップと検索エンジン「Copilot Search」でも利用できるようになる。

提供開始時点では9：16の動画生成に対応。今後は16：9の動画生成も利用可能になるという

ChatGPTを手掛けるOpenAIの動画生成AI「Sora」を利用したもの。作成したい動画の概要をテキストで入力するだけで、5秒の動画が生成される。まずはアスペクト比9：16のフォーマットから提供され、今後は16：9の動画生成も可能になるという。

ユーザーは1度に3つの動画を並行して生成可能。作成した動画は最大90日間保存され、その間にダウンロードや共有、プロンプトの改良などが行なえる。

動画の生成速度は「Fast」と「Standard」から選択可能。このうち「Fast」は最初の10本まで無料で利用でき、それ以降は「Standard」で処理される。「Fast」を使いたい場合は、同社のポイントシステム「Microsoft Rewards」を100ポイントを消費することで利用できる。